被害者情報発信研究会

事件、事故、天災などの被害者を対象にして

設立の趣意 Version2.0

地下鉄サリン事件、神戸淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、大規模な事件、事故、天災などの被害者はメディアに報道され、政策、救済などの意思決定に影響も及びますが、ITの発達した今、被害者が主体的に、また、集団的、自律的に情報の発信を継続的に行えるのではないか、政策、施作、救済のあり方についても、被害者としての適切なフィードバックを出す、そういう「やり方」を作る時ではないかと地下鉄サリン事件の一被害者としてその経験を社会に生かしたいと思いこの会を設立したいと思います。

 

熊本地震の日から数えて五日目の2016年4月18日

発起人

さかはら あつし

(現在、関係各位に内容の確認中)

 

サリン事件を打ち出さない名称に。

サリン事件を乗り越え、他の事件、事故、災害の被害者同士の交流、情報発信を考える会の方が前向きで良いなと思い、名称変更を試みることに。アドバイザー、顧問も数名、要請していますが、まずは、ピンと来る会の名称が決まってから。

設立の趣意

私は地下鉄サリン事件の被害者です。一見、重篤ではありませんが、生きていくのには大変です。こう言う苦しみは当事者でないとわからないことも多いのです。サリンガスを吸った被害者が作った、サリンガスを吸った被害者のための団体を作る必要があるのではないか、と私は感じました。

被害者の検診、心理的ケアはRSCにお任せし、遺族の問題はサリン事件被害者の会にお任せし、被害者の実情に関する情報発信、交流に特化するインターネット上のバーチャルな、そして、オープンな団体を作る必要があるのではないかと感じました。

また、被害の状況を今のうちに綴っておきたい、語っておきたいという方がいらっしゃいましたら、支援したいと考えています。

他に参画していただける方、活動を応援しようという弁護士などの専門家の方がいらっしゃいましたら、メールにてご連絡ください。

こう言うニーズが世の中にあるのか、ないのかも私にはわかりませんので、呼びかけてみようと思いました。反響を見て、どのようなことをするのか考えてみようと思います。ニーズがなければ静かに活動を停止するつもりです。

私自身が生きていくのが大変なので、どこまでできるかはわかりませんが、誰かがやらないといけないのでやろうと思います。

発起人

さかはら あつし

atsushisakahara(@)gmail.com

2016.03.01